【受託開発】Webアプリ開発の費用について

基本的な考え方

基本的な費用の考え方として、エンジニアやプログラマーが1人１時間稼働した際に発生する作業単価に、作業延べ時間を乗じて、固定費を加える次の計算式で算出します。

「開発費＝作業単価×作業延べ時間＋固定費用」

このうちの、作業単価に作業の延べ時間を乗じた値がいわゆる人件費となり、開発費において8割を占めます。

1人のプログラマーやエンジニアが1ヵ月間作業を行った額を「人月単価」といい、上級システムエンジニアの場合で人月単価は、約100万円～150万円とされています。実際に必要な開発の過程がわかっているのであれば大まかに把握できますが、作業工程や一連の流れなど、どのように進められるのかがわからない状況では、外注前にこの計算式で相場を考えるのは難しいものです。

固定費用としては、設備費用や手続き上必要な費用（ドメインの取得やSSL証明書費用、サーバー維持、アプリストア登録費用など）が挙げられます。

種類別の相場

種類別にすると、最も相場が低いもので約50万円～100万円で開発でき、自動的にお問い合わせチャットへの回答をしてくれる「チャットボット」です。最も相場が高い「ゲーム系」の場合約300万円～1,000万円かかるとされていますので、種類によってもかなり開発費用に差が出ます。

その他、種類別の開発費の相場は次のとおりです。

• ECサイト（ネットショップなど）：約60万円～400万円
• 口コミサイト：約80万円～300万円
• 掲示板サイト：約50万円～300万円
• SNS：約100万円～500万円
• CMS（コンテンツマネジメントシステム）：約80万円～400万円
• 予約管理サイト：約80万円～500万円
• マッチングサイト：約100万円～500万円

それぞれ相場には差がありますが、同じ種類の中でも50万円～700万円の差があります。

機能別の相場

種類ごとの費用において差があるのは、どんな機能を搭載しているのかによって、開発費用が異なるためです。

アプリに搭載する機能別の開発相場は、それぞれ次のとおりです。

• ログイン機能（メールアドレスを使用する場合）：約20万円～40万円
• システム構築からの決済システム：約30万円～50万円
• ユーザーの会員データ管理機能：約50万円～100万円
• プッシュ通知機能：約10万円～100万円
• 新規取得したデータ利用機能：約50万円～70万円程度

この他に、全体のデザインを依頼する場合で約10万円～100万円、SNSなどの他社アプリとの連携の実装を依頼する場合で約5万円～40万円が相場になります。

開発相場

搭載する機能を増やせば増やすほど、アプリを通してデータを処理する機能が多ければ多いほど、開発費用が上乗せされていく仕組みになっています。開発コストとアプリの利便性の費用対効果を最適化するためには、必要な機能を厳選しておくことが大切です。

株式会社セキュアエンジニアリングのシステム開発では、お客様のご要望に応じたアプリ開発を行っております。